小説を書きました いかがですか 元カテシリーズが本になることになり




小説を書きました
いかがですか
元カテシリーズが本になることになりました
猫田書房という小さな本屋さんからです あとがきの代わりに私と元カテと元チロリアンミュージックの鼎談(ていだ ん)が載っています 1800円です
試し読み
「2020年モンゴルで大地震が起きた。
元カテは被災したモンゴル地方にあるカモミール共和国に北海道エナジーから電力復興のための尖兵(せんぺい)として派遣されることになった。
C支店からはMとNも一緒であった。
元カテはMとNを統率してカモミール共和国の人々とよく和合して、電力復 興に当たった。
カモミール共和国はモンゴルの平原の真ん中にあったので、騎馬が盛んで 元カテは現地の人々に教えてもらい、空き時間は騎馬に励んだ。
MとNは空いた時間は馬乳酒(ばにゅうしゅ)を飲み、携帯を見て、早く帰国 したいと考えているようであった。
元カテはそんな彼らの気持ちをよく理解し、彼らに騎馬に親しむように言うことはなかった。
やがて一年が過ぎた。
元カテとMとNは復興を首尾よく果たし、日本に帰国することになった。
元カテは北海道エナジー電力復興隊の隊長としてカモミール大統領の出席する送別会で挨拶した。
「一応の復興は果たしましたが、本当の復興はこれからです。
それはカモミール共和国の国民の皆さんの手で果してください。
私たちは日本に帰国しますが、ここで受けた皆さんのご厚情を感謝し、別れの言葉に代えさせていただきます」
カモミール共和国の人々は一斉に拍手し、涙を浮かべている者もいた。
翌朝、三人は宿舎のホテルからカモミール国際空港へと車で向かった。
道路を走る元カテたちの車の横に騎馬が数頭並走し、やがて前に回り込み 、機関銃の銃口を向けた。
車の運転手は車を路肩に止めた。
騎馬強盗団だと考えたのである。
騎馬強盗団は車を止めると後ろの座席から元カテたちに降りるように言った。
元カテたちは死を決意した。
すると騎馬強盗団は言った。
「お前は一緒に来るんだ」
元カテを騎馬の後に乗せると数頭の馬で走り去った。
現場に残された車の運転手とMとNはポカンとして見ているだけだった。
飛行機の時間が迫っていたのでMとNはそのまま空港に行き、帰国した。
車の運転手は警察に届けたが、この国で騎馬強盗団が捕まった例(ためし)はなかった。
そもそも、なぜ元カテだけが連れていかれたのか、現地の警察は首をひねった。 日本の外務省も、カモミール共和国政府に元カテを探してくれるように強く要請したが、元カテの消息は不明のまま十七年が過ぎた。
元カテはその頃、騎馬の上にいた。
カモミール共和国の馬賊は、リーダーシップがあり、騎馬も巧みな元カテをリーダーにするためにスカウトしたのであった。
元カテが逃げられないように、元カテの足の裏を切開し、そこに馬の毛を埋め込んだ。
こうすると馬の毛がチカチカするので歩けなくなる。
しかし、足の横は何ともないので馬の横腹を蹴ることで馬には乗れる。
元カテはこうして現地に留(とど)められ、馬賊を束(たば)ねる頭目になった。
げ現地の女をめとり、子供も八人生まれた。
子供の名前は上から
1ハジメ
2ユウゾウ
3ワラビ
3タカコ
4ジュン
5ネコゾウ
6ハル
7トメキチ
8シンスケ
である。
タカコとジュンとハルは女性である。
元カテはその中からネコゾウを次の馬賊の頭目として選び、厳しく育てた 。
やがてネコゾウが18歳に達した時、元カテは決意した。
「日本に帰ろう」
元カテは馬乳酒に釘を浸し錆(さび)を発生させ、強力な酸を作り出した。
その酸を浸した布を包帯で足の裏に巻きつきつけて、皮膚を腐食させた。
やがて足の裏の皮膚が溶け落ちると、露出した馬の毛をピンセットで丁寧に取り除いた。
ピンセットは元カテが切手の収集に使うと言って、首都タジマールから取り寄せたたものであった。
すべては周到に用意されていた。
こうして馬の毛を抜き取り、足の裏の皮膚が再生したとき、元カテは選び抜いた一頭の栗毛の牡馬(おすうま)モンゴル号にまたがり、カモミール国際空港にモンゴル号を走らせた。
そして、空港の隅に隠れ、日本に出発する飛行機を見つけて、モンゴル号を全力疾走させ、飛行機の車輪に飛び移った。
モンゴル号はそのまま空港に取り残され、元カテは飛行機の中に収納される車輪とともに日本へと向かった。
飛行機は一万メートルの上空を飛ぶので元カテは凍って死ぬところであった。
しかし、モンゴル地方と日本の距離は幸い近かった。
五時間で日本に着いた元カテは、危うく命を取り止めた。
日本に帰った元カテは家族のもとに帰り幸せに余生を送った。
ある人が元カテに尋ねた。
「あなたの帰国への執念を支えたものは何だったのですか」
元カテは答えた。
「私はモンゴル地方のカモミール共和国で朽ちて死んでもよかったのです。
けれども、私がモンゴル地方で騎馬を走らせてステップを見ているうちに、ここで異民族の中で死んで






爺が今月末でいなくなることを誰も知らない。
◆おまえに
聞きたいが
妻とニサイ違いというのは妻は53歳で
大二郎を生んだのが
38さいということか
あと
おまえ
栗山千明を知っていますか